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腰椎椎間板ヘルニアの治療における経皮的レーザー椎間板減圧術の有効性の検討

目的

本研究の目的は、腰椎椎間板ヘルニアの治療における経皮的レーザー椎間板減圧術(PLDD)の有効性を評価し、有効性と年齢に関する関係を確認することにある。

研究背景

PLDDの短期間の臨床的有効性については、現在まで多くの文献により示されて来ており、非常に良好な成績が報告されている。しかしながら、PLDDによる腰椎椎間板ヘルニアの治療後、3年以上、連続して経過観察がなされた結果については、ほとんど報告されておらず、PLDDの有効性と年齢の間の関連性については、ほとんど知られていない。

方法

2003年7月から2007年8月の間に、Nd:YAGレーザーを用いたPLDDを施行した、42人の腰椎椎間板ヘルニア患者を年齢別に二群に分けて、評価を行った。42人の内、45歳以下の19例と45歳を超える23人に分けて検討。全霊で、術前と術後に日本整形外科学会が作成した評価スコアー(JOAスコアー)を用いて評価をし、スコアーの改善率を計算し、経過観察中の結果を、極めて良好、良好、まあまあ、不良、に分類する。

結果

本研究では、42人の80か所の椎間板ヘルニアが治療され、合併症も認めていない。このうち、術後1カ月、3ヵ月、6か月、12か月、24カ月、36か月目での経過観察における良好な治療成績の割合は、45.24%、66.67%、71.43%、76.19%、80.95%、76.19%であった。良好な治療成績の割合は、治療後1か月では45.24%であるが、3か月目では66.67%と著しく改善を認めていた(p<0.05)。良好な治療成績の割合は、治療後3ヵ月以降は、3ヵ月、6か月、12か月、24カ月で、明らかな変化を認めなかった(p>0.05)。術前のJOAスコアーは、2群間で差がなく、同じ時期での良好な治療成績の割合にも差がなかった(p>0.05)。

結論

PLDDの臨床学成績は、3ヵ月経過した時点で著しい改善を示し、経過観察期間である3年の間、高いレベルで持続する。PLDDの治療成績は、若年者でも、高齢者であっても変わりなく、極めて良好な有効性が達成されている。

ジャーナル

Efficacy evaluation of percutaneous laser disc decompression in the treatment of lumbar disc herniation :Photomed Laser Surg 2013

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