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腰椎脊柱管狭窄症における経皮的レーザーによる椎間板減圧術の有用性

要約

この研究の目的は、腰椎脊柱管狭窄症に対する経皮的レーザー椎間板減圧術の有用性を観察することである。
32名の腰椎脊柱管狭窄症の患者がパルス波Nd-YAGレーザーを用いて治療され、その中の21名(男性11名 女性10名 平均年齢64歳)が2年間経過観察された。
21名全員が間欠性跛行を認め下肢拳上試験は陰性であった。
15名は前方の椎間板ヘルニアを認めしばしば馬尾を圧迫していたが後方への圧迫はほとんどなかった。
6名は黄色靭帯の肥大を認め同じく馬尾の圧迫はあったが前方圧迫はなかった。
日本整形外科学会の腰痛治療評価基準(JOA29scores)を用いて、手術後、1,3,6,12そして24か月目に21名の治療効果が評価された。
手術後、1,3,6,12,24か月目で、良好な治療結果(優秀ないしは良好な結果)が得られたのは、前方の圧迫が顕著な例ではそれぞれ、46.7, 66.7, 66.7, 66.7, 66.7%で、後方の圧迫が顕著な例では同じく16.7, 33.3, 33.3, 33.3, 33.3%だった。
PLDDは腰椎脊柱管狭窄症の治療において一定の効果があり、後方ではなく前方への圧迫が優位な狭窄症において、よりその効果は顕著であった。

ジャーナル

Efficacy of percutaneous laser disc decompression on lumbar spinal stenosis. Lasers Med Sci. 2014 May;29(3 ):921-3

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